あなたは「イエベですか?ブルベですか?何べですか?」
雑誌やお店でも「〇〇ベースの人におすすめ!」と書いていると、そもそも私は何ベなんだ?と思いませんか。パーソナルカラー診断を受けた人は分かっていますが、受けたいけどなかなか機会がない方は、あなたが日頃選んでいるものにヒントがあります。よくある自己診断のチャートは肌の色や目の色などを設問に入れていますが、日本人=黄色人種の思い込みで、自分がイエベと思っている方が圧倒的に多いです。
今回はイエベかブルベかの特徴を違った方向から検証します。そしてイエベとブルベを知ることでのメリットもお伝えします。
イエベとブルベの違い
イエベ=暖色が似合う人
ブルベ=寒色が似合う人
一般的にこう言われることが多いです。しかし色彩学の観点から言うと、「暖色は赤、オレンジ、黄色。」「寒色は青から青紫。」「中性色は緑。」です。人は環境が整えば750万色を見分けられる、暖色の赤でも何万通りもあり、寒色の青でも何万通りもあります。
正式には
イエベ=暖かみのある色が似合う人
ブルベ=冷たさのある色が似合う人
なんとなく分かりますか?
イエベとブルベの見分け方
先ほど伝えたように、肌に黄みがあるからイエベ!と思っている方が多いので、自分の肌が黄色いということは一旦忘れて下さい。過去から振り返ってあなたの傾向にチェックしてみて下さい。
イエベ
グレーを着ると元気がなく見える
ピンク色のチークを塗ると浮く
流行りの韓国製クッションファンデを使うと白浮きする
日焼けすると黒くなりやすい
パステルカラーが苦手
ブルベ
ベージュを着ると肌着っぽく見える
コーラルピンク、オレンジのチークを塗ると日焼けしたように見える
オレンジのトップスが苦手
オークル系のファンデーションを塗ると黄ぐすみする
日焼けすると赤くなる
どちらが多かったですが?チェックした項目の多い方でイエベかブルベかを判断してみてください。
どちらも同じ数だった。よく分からなかったという方は、プロの診断をおススメしますが、第三者に聞いてみても分かると思います。
似合う色を知るメリット
イエベかブルベかが分かれば、似合う色の傾向も分かります。似合う色を身に着けると
肌が綺麗に見える。クマやシミが薄く見える。
第一印象が良くなる。
目が活き活きして元気に見える。
と言われています。
自分の生まれもった特徴を最大限に綺麗に見せてくれるので、パーソナルカラー診断を受ける人が多くなりました。似合う色が好きな色ではなかった場合にショックを受ける方もいますが、好きな色もその人の個性なので諦める必要は全くありません。苦手な色も工夫次第で楽しめます。色を限定するためではなく色の幅を広げて楽しむことが、パーソナルカラー診断です。
この色は似合わないから辞めた方が良い。
とマイナスを植え付けるカラーアナリストより、どの色があなたの良さを発揮してくれるか、あなたのなりたい理想を叶えてくれるカラーアナリストの診断を是非受けて下さいね。
ピンクは可愛すぎるから嫌だ。と思っていても、似合うピンク色は必ずあります。イエベなら黄みを足した色が似合うし、ブルベなら青みを足した色なら似合います。ざっくり分かっていればファッションを楽しめます。あとは明度が高いか低いか、彩度が高いか低いかで4パターンに分かるとパーソナルカラーになります。
まとめ
自分らしさを大事にする時代だからこそ、自分を知り似合う色を知るのは大切です。いつも黒や紺ばかり着ていた人が日常に色を取り入れやすくなります。身に着ける人も、見ている人も色には感情効果があるので元気にさせてくれます。
色に縛られるのではなく、毎日のファッションを楽しみましょう。