簡単・身近になったからこそボトックスは慎重に

mariko

数年前までは「ボトックス」と聞くと、ハリウッドセレブや芸能人がやるもので、一般の人には無関係でした。しかし最近は、美容の仕事をしていない人や、20代の若い世代にもボトックスは浸透しています。

シワがなくなったり、口角があがったり、エラ張りを軽減したりと美容面でのメリットが多いのに、ダウンタイムもなく気軽にできるのも、人気の理由でしょう。

しかしその反面、知識や技術の未熟な医者によるボトックスでの失敗例も増えています。

今回はモデル社長の松田有紀子さんのボトックス後悔体験を紹介します。

ボトックス打つ前の方が良かった

モデル社長は仕事上、美容に気を付けなければいけません。そのためにボトックスを打ったのだと思っていたら、施術したのは歯科でした。

元々歯のくいしばりがひどいため、それによる、肩こりや頭痛、虫歯予防のためにボトックスを薦められたそうです。

美容面以外でも、歯ぎしりや肩こり、多汗症の緩和にも有効です。

モデル社長も長年通っている歯医者さんから言われたので、当然改善するものだろうとボトックスを打ちました。

写真で見ると一目瞭然でです!

向かって右がボトックス後だと思いますよね?違います!左がボトックス打って5日後の写真です。

ほうれい線が深くなり、口角が下がり。表情や口元に違和感が残っています。

ボトックスの効果は薄れていくので、少しづつ元に戻りますが、メディアに出る仕事も多いモデル社長にとっては、大打撃です。

商品を紹介する時、商談する時、撮影する時は、表情を豊かに笑顔を一番大切にしているからです。

当初の目的である歯の食いしばりは軽減されましたが、口元の見た目印象は大切です。

コロナ禍でみんながマスク生活になった時、マスク姿はとても若く見えたのに、取った瞬間にがっかり…という経験はありませんか?

ほうれい線の深さ、口元のたるみ、歯並び、口角の上がり方など、口元で見た目年齢が左右されます。

何も言われなかったら気付きませんが、ボトックスのことを事前に知っていたので、インスタライブを見ていると、いつもより笑顔に違和感を感じました。モデル社長の笑顔は心から笑っているのが伝わるのに、表情が少し引きつっているように思たんです。

これは、本人にとっては大きな問題ですよね。

事前にリサーチが必要

ボトックスで良くなると思った結果が失敗になることもあります。打つ場所や量など少しの差で変わってきます。

モデル社長はクレームを言ったわけではなく、「こういったことも起こりえる」と公表してくれました(もちろんクリニックの名前は伏せています)。

歯医者で受けたからダメではなく、やる前に懸念事項を聞き、過去の前例を教えてもらい、メリットデメリットや副作用に関してきちんと確認すると回避できたかもしれません。

(ボトックスを打つ前です。笑顔が素敵ですよね)

ボトックスは6か月もすれば元に戻るので、しばらく我慢すれば大丈夫です。

でもメスを入れるような整形はもっとリスクが伴います。顔が変わってしまいます。アンチ整形ではありませんが、安易に安いからと美容室感覚で行くのではなく、きちんと見極めたくださいね。

 

 

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